犬・猫のリンパ腫について
記載内容は、健康管理の為の参考辞書としてご覧ください。
気になる様子がある場合は必ず、専門医で診察をおこないましょう。
リンパ腫 | リンパ腫 リンパ腫(リンパ肉腫)は、リンパ節・胸腺・消化器・皮膚などにあるリンパ組織から発生する悪性腫瘍・悪性リンパ腫です。そのリンパ腫の発生部位により様々な進行過程で腫瘍の転移や他のリンパ節及び多くの内臓や骨髄を侵し死に至らしめる病気です。同義語として悪性リンパ腫が用いられています。リンパ腫(リンパ肉腫)の発生率は全悪性腫瘍の8〜10%を占めると言われて います。リンパ腫は猫に多い腫瘍で、白血病と同じように猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)に感染していると高頻度にリンパ腫を発生します。犬は体表にみられるリンパ腫が多くありますが、猫は犬と違って体表から触れるリンパ節の腫れはほとんど無く、胃腸や胸の中、腎臓等にリンパ腫が好発します。犬も猫もリンパ腫の治療は抗ガン剤治療に頼ることがほとんどです。 症状 リンパ腫の症状は発生した場所等により異なった症状が現れます。少しずつ元気や食欲が低下し、痩せてきます。犬や猫のリンパ腫の症状として貧血もみられます。リンパ腫が消化器系(胃腸)などにできた場合は嘔吐や下痢があり体重が減少します。腎臓にリンパ腫が出来侵された場合は多飲多尿、胸腺などのリンパ系に腫瘍ができると呼吸困難や呼吸が速いなどの症状がみられます。 原因 リンパ腫は遺伝や発癌物質の摂取(食事や生活環境)によると言われます。 治療法等 詳しい身体検査・血液検査・尿検査・病理組織検査・骨髄診・レントゲン診断を行う様です。リンパ腫の治療は外科手術と化学療法(薬物療法)と放射線療法・免疫療法等が行われる様ですが、再発もあるので完治率は低いと言われます。しかし症状や個体によって異なりますが、健康な状態で数カ月から数年で生存できると言われますので、薬剤投与等と併用し、免疫活性等を行う事が大切です。 |
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※参考としてご覧ください。かかりつけ獣医さん指導のもと、飼い主様が
納得のいく治療法を選択してあげ前向きに接することが一番大事です。
其々気になる事がある場合は早めに診察してください。
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