犬・猫の肥満細胞腫について

記載内容は、健康管理の為の参考辞書としてご覧ください。
気になる様子がある場合は必ず、専門医で診察をおこないましょう。

肥満細胞腫 肥満細胞腫
肥満細胞腫は肥満細胞より生ずる悪性のものが多い腫瘍です。肥満細胞腫は比較的よくみられる腫瘍で、その発生率は皮膚腫瘍の13%に当たります。あらゆる部位( 腹部・会陰・陰嚢・脾臓・肝臓・腎臓・肺・咽頭・胃腸・リンパ節・骨髄等)に発生し、その約90%は皮膚や皮下組織に発生します。肥満細胞腫の発生年齢は3週齡から19歳までと幅広く、平均年齢は8.5歳です。
症状
肥満細胞腫は皮膚の盛り上がりや結節をつくります。肥満細胞腫を切除手術しても腫瘍は再発しやすく、又肥満細胞が出す物質のために胃が荒れたり、血液凝固異常等によりショックが起こり、致命的になる事もあります。
原因
肥満細胞と言う真皮の血管周囲にみられる細胞が何らかの原因で腫瘍化してしまいます。人間ではみられない腫瘍が肥満細胞腫で、おもに皮膚に結節を作ります。
治療法等
詳しい一般身体検査・血液検査・病理組織検査等が行われる様です。摘出手術を行い、化学療法や放射線療法・免疫療法などを併用し治療が行われる様です。腫瘍発生部位や腫瘍の状態等、個体差によって異なり、早期発見、早期切除ができれば根治が可能な場合もある等、肥満細胞腫のタイプにより左右される様です。腫瘍が日増しに大きくなる等する時の予後は悪い場合もあり、症状の改善と言うより、状態維持や肥大防止等を目標に生活の質を高めることが必要と考えられています。

※参考としてご覧ください。かかりつけ獣医さん指導のもと、飼い主様が
納得のいく治療法を選択してあげ前向きに接することが一番大事です。
其々気になる事がある場合は早めに診察してください。

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